新しい予防接種の方法としてナノパッチというものがあるそうです。
今までは注射をしなければいけませんでしたが、新しい方法では痛みがほとんどないそうです
幾つになっても注射が好きな人はいないと思います。新しい方法ではナノレベルの小さな針がたくさんついた小さなシールを貼ることによって皮下まで到達するそうです。
また注射に比べて必要なワクチンの量も100分の1程度に少なくなるそうです。また乾燥してもよく、温度管理も制限が緩いそうです。
ワクチンの量が100分の1なのでかかるコストも下がるそうです。
新型インフルエンザの際にはワクチンの不足がありますし、最近の風疹ワクチンも不足していました。コストだけでなく、必要量が減るということは供給の安定にもつながると思います。
ナノレベルの小さな針がついたシールの作成も、半導体の作成に用いられる技術の転用であり、確立された技術だそうです。
今でもBCGは似たようなものですものね。
パプアニューギニアで実際に臨床的試験が開始されているそうです。いいことずくめに聞こえるナノパッチですがぜひ実用化されたらと思います。