- 悪性卵巣腫瘍の2~5%
 
- 悪性性索問質性腫瘍の70%
 
- ž若年型(juveniletype) 5%
 
- —小児期から10代にかけて好発
 
- 成人型(adult type) 95%,
 
- —閉経期から閉経後にかけて好発
 
- 本邦での頻度(2000年から2006年までの7年)悪性卵巣腫瘍18,517例中、穎粒膜細胞腫は412例で2.2%
 

顆粒膜細胞種の画 像所見
- 成人型
 
- —solid and cystic pattern
 
- —出血を含む嚢胞
 
- 若年型
 
- —充実傾向.
 
エストロゲン産生関連症状
- —小児
 
- 思春期早発症
 
- —閉経期
 
- 内膜肥厚
 
- 不正性器出血
 
- 乳がん発生リスク上昇
 
 
- 2~50cm(平均12.5cm)と比較的大きい傾向
 
- 大部分は片側性
 
- 臨床進行期は,79~91%の症例がⅠ期で,95%が片側性とされる。
 
- 5年生存率
 
- —Ⅰ・Ⅱ期症例が95%
 
- —Ⅲ・Ⅳ期症例で59%
 
顆粒膜細胞種の合併症
- 血清エストラジオール値は約70%の症例で異常高値
 
- 子宮内膜増殖症 50%前後
 
- 子宮内膜癌 10%以下
 
- 茎捻転や破裂による急性腹症例や多量の腹水例の報告もみられる