パワーポイントのファイルのサイズを劇的に小さくする方法があります。全てのファイルができるというわけでは無いのですが、放射線科医が作るようなCTやMRIの画像を大量に貼り付けたパワポファイルでは特に劇的に小さくなります。
以前にパワーポイントのファイルから元の画像を取り出す方法を紹介したことがありましたが、パワーポイントのファイルは実際に表示している画像のほかに、その貼り付けた画像の元ファイルも保存しています。一般的にモニターなどで表示するときは高解像度は必要ありません。なのでその必要ない高解像度のデータの部分を消去することによって見た目は一切変えずにパワポファイルのサイズを小さくするのです。
これは圧縮と違うので見た目は変わりません。容量の制限がないような場合であればこの方法使わない方が元ファイルなどを取り出したりできるので便利だと思います。
学会の発表などの際にweb上で登録する時や、mailで送信する場合などは小さくすることによって、転送時間が大幅に短くなりますので有効と思われます。
USBメモリなどで会場に持ち込む場合は小さくするメリットは少ないと思われます。
最後になってしまいましたが、その方法はNXPowerLiteを使用すると簡単です。
パワーポイントの設定でも同様のことはできるのですが、煩雑ですし、全部手動ではやりきれないのか、NXPowerLiteで作ったfileのほうが小さくなりました。
もし良かったら試してみてください。