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3Dプリンターって、どうなるんでしょう。3D液晶みたいになっちゃうんですかね。


ここで3Dプリンターのことが書かれています。

いちばん言い得て妙だなと思ったことがホームベーカリーのくだりです。ホームベーカリーが安価で手に入るようになっても実際に家でパンを焼く人はほとんどおらず、食パンを買ってくるでしょって話です。

実はこの話はDicom関連のOSSの話をするときに、よく、じゃーうちの病院のPACSをそれでくめるかな?みたいに言われたときに、ぼくも上記のたとえをよく出していたので、共感を覚えました。

実際にできるかもしれませんが、やるのが煩雑だったり、出来合いのもの買ってきてしまったほうがクオリティが高かったり、安くすんだりしますものね。
3Dプリンターになったら何でも自動的にできてしまうみたいな話をされますが、今度は3Dの元データを作るのが大変になってくるって話になるんじゃないでしょうか。

金属の加工もOKだとされていますが、でも、できるものっていわゆる鋳物ですよね?専門家ではないので違うのかもしれませんが、あまり強度が出ないような気がします。

個人でも購入できてしまうような価格帯の商品も出てきていますが、作成途中に発生するガスに体に有害なものも含まれているものもあるようなので注意が必要だなと思いました。もちろん、プラモデルを作ってるだけでも、体によくないものが発生しうるので、程度問題だとは思います。

プリンターの普及によって手書きで書くしかなかった頃に比べて、素人が作るものでもプロ並みのQualityを見せることができるようになったように、素人レベルのDIYレベルを大きく押し上げる可能性はあると思います。あとは試作品の作成とかですかね。

昔は真っ先に新しいものに飛びついていたのに、買ったら何ができるかとかいろいろ考えちゃうのは、おっさんになってきたんでしょうか。