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核医学・心筋MIBG:遠隔画像診断・遠隔読影報告書見本:LLC cRad

核医学検査サンプル2


遠隔画像診断報告書 見本
 検査、患者情報
 【病歴】
レビー小体型認知症疑い

【所見】【心筋MIBGを施行。】
123I-MIBGを安静時に静注し、15分後(早期像)、3時間後(後期像)をプラナー正面像で撮像した。
心臓全体(H)と上縦隔(M)に設定された関心領域(region of interest; ROI)内のMIBG集積のカウント比(H/M比)とwashout rateを算出した。

H/M比(早期像)x.xx
H/M比(後期像)x.xx
(H/M比正常値:2.7-2.8)
washout rate:xx.x%
(washout rate正常値:35%以下)

H/M比は大きく低下しています。washout rateも亢進しています。
陳旧性心筋梗塞などの心疾患がなければ、高度の心筋交感神経機能の低下が疑われます。
両側肺野の集積の残存が目立っており、心機能に低下がある可能性があります。
以上より何らかの心疾患により、心筋への集積が低下している可能性もありますが、心疾患がないようであれば、進行したレビー小体型認知症やパーキンソン病が疑われる所見です。

【診断】
高度心筋交感神経機能低下疑い。
両側肺野の集積の残存が目立ちます(心機能に低下がある可能性があります)

キー画像
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