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腹部MRI:遠隔画像診断・遠隔読影報告書見本:LLC cRad

腹部造影MRIサンプル1


遠隔画像診断報告書 見本
 検査、患者情報
 【病歴】
右腎に50mm大のmass。

【所見】【腹部造影MRIを施行。】
右腎に50mm大のmassがあります。
T2強調画像で低信号です。内部に出血を疑います。
拡散強調画像で腎実質より高信号に描出されています。
強い造影効果見られていませんが、後期相でpseudocapsuleが疑われる所見があります。
chemical shift imagingで、細胞内脂肪を疑わせる所見はありません。
典型的な腎癌(明細胞癌)の所見ではありませんが、その他のsubtypeの腎癌(乳頭状癌等)が否定できない所見です。
鑑別はオンコサイトーマですが、拡散強調画像の信号が高く、鑑別の順位が下がります。
両側腎嚢胞があります

【診断】
右腎腫瘤(典型的でありませんが、腎癌が否定できない所見です。
両側腎嚢胞。

キー画像
 キー画像
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